熊本・益城町を訪ねる

一昨日(29日)の午後、台風12号の最中の新幹線に乗って熊本へ。神戸人権交流協議会(安心しあわせネットワーク・「NPOこうべまちづくり」)の取り組みで、今回は3人の代表が「熊本地震」から2年を迎える「熊本市」と「益城町」の視察へ。ホテルの近くに熊本城があって・・・。台風の影響もなく・・・

30日(月曜日)は午前中、熊本県健康福祉部の「地域支え合い支援室」と熊本県社会福祉協議会の「地域福祉課」の方々と、とくにいま注目の「地域支え合いセンター」の活動の現況を詳しくお聞きしました。
23年前の神戸の大震災の経験から「仮設自治会の大切さ」に注目して、東北の被災地との交流を重ねてきましたが、「熊本地震」を経て取り組まれている「社会福祉協議会」の活動を活かした熊本県下18市町村に及ぶ「地域支え合いセンター」の充実ぶりには目を見張らせるものがありました。

午後は熊本市に隣接する「益城町」(熊本地震で最も甚大な被災地)にあって、地道に独自な支援活動を続ける「くまもと友援の会」を訪問。代表の松岡亮太さんは神戸の出身の方で、特別の思いをもって「益城」の人になって、小さな事務所をつくり、緒方さんなど仲間のスタッフと共に、総合的な支援活動を継続しておられます。

益城町には現在も18か所の仮設住宅がありますが、そのひとつの仮設を訪問し、集会所「みんなの家」で仮設での自治会づくりのご苦労などお聴きしました。詳細な視察レポートは追って纏められます。